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【Members Voice】川口和希

2017.08.16

川口 和希



和歌山県出身。東京大学工学部卒。大学生活の前半はサークルやアルバイトが中心の良くも悪くも大学生らしい生活を送る。留年をきっかけに危機感を持ち、漠然と興味を持っていた環境問題に関わる活動を始める。環境関連の会社でのアルバイトやNPOでのインターン、大学内での環境活動などを経て、サステナジーに入社。



自分にとってのやりがいは何だろう? 自分の能力はどういう組織で発揮できるだろう?

――現在の主な業務担当
2年目から岩手県に配属され、太陽熱を使った新しい省エネ技術の事業開発に専念しています。太陽熱を利用して、(暖房だけではなく!)冷房や冷蔵・冷凍の省エネにつなげるという新しい技術です。

海外ではすでに工場や、スーパー、コンビニなどに導入されているのですが、日本ではこれからなので、どういう条件で効果を発揮するのか、工事の方法はどうするのかなど、日々試行錯誤して事業を作り込んでいます。壁にぶち当たることも多いですが、その分やりがいも大きいです。


――サステナジー入社の経緯
「自分にとってのやりがいは何だろう?」「自分の能力はどういう組織で発揮できるだろう?」と考えたとき、僕の場合は社会問題に貢献できるような仕事がしたいという想いが強かったことが第一にありました。環境に関連した分野では、再エネ・省エネ事業が世界的に伸びてきていることもあり、社会課題に直面している一方、チャレンジしがいのある分野だと思いました。

サステナジーは再エネ導入のメリットを最大限に引き出すため、地域密着型、中小規模で行うことを重視していたり、積極的に新しい分野に挑戦しており、ただの再エネデベロッパーではないところに惹かれました。小さい会社ならではの風通しの良さも決め手の一つです。



新しい分野。世の中に答えがないことが多い


――入社前と入社後で感じている違い
たまたまですが、想像していた以上に大学で勉強してきた知識を使う機会が多いですね。小さい会社ゆえに任せられる範囲も大きいので、工学、英語、経理など幅広い知識を活かす場面があります。もっとも、僕はまじめに勉強してきたわけではないので、勉強し直している部分が多いです。

勉強についてはほんの一例で、学生時代と今とではピンと来る来ないが大きく違います。学生時代も環境分野でインターンやアルバイトをしていましたが、やはり仕事となると、時間のかけ方や気持ちの入り具合が違うからだと思います。


――入社して1年、自身が成長できたと感じている部分
昨年度まではバイオガス消化液の実証という全く別の業務を担当していました。

家畜のふん尿をメタン発酵させると、エネルギーを取り出せるのですが、発酵後の残渣の処理がこの技術を普及させる上での課題となっています。その残渣を肥料として有効利用できるか実証するというプロジェクトです。実際に、バイオガス消化液を使ってじゃがいもの栽培試験を行っていました。

現在の業務にも共通して言えますが、新しい分野のため、今、世の中に答えがないケースが多く苦労しました。

例えば、新しい肥料の運搬方法や散布方法はどうするのか、他の肥料や堆肥との組み合わせ方はどうするのか、出来上がった作物の評価方法はどうするのかなど、考えなければならないことが山ほどあります。

調べたり聞いたりしてヒントがあることもあれば、論理的な思考が必要なこともあります。最初は、手が止まってしまったり頭を悩ますことが多かったですが、試行錯誤しているうちに答えのない問いに対する抵抗が少し減ってきた気がします。

と言っても自分はまだまだ。変化の激しいこれからの時代を生き抜くためにも、正解のない問いにチャレンジする能力をもっと伸ばしたいと思っています。


―仕事をしていて楽しいこと
バイオガス液肥の実証事業では、最終的に実証を行っている地域の方に新しい肥料を使っていただけるようになることが目標なので、地域に入り込んで周囲を巻き込んでいく必要がありました。

最初はよそ者だったのでつながりもありませんでしたが、粘り強くメリットや意義を説明したり実際に行動したりすることで、徐々に地域の方々の関心を集めようになり、実際に協力していただけたるようにもなりました。

これまでにない試みで不安もありましたが、従来の栽培方法による収穫物と比べても遜色ない出来のじゃがいもを収穫できた時は達成感がありました。


―配属後の日常
趣味でテニスをたまにやります。配属された当初は知り合いも全くいなかったのですが、取引先の人に誘ってもらってテニスの試合に出るなどしているうちに知り合いが増え始め、仕事以外も充実していきました。そのほか、地域の商店街の今後を考える集まりに定期的に顔を出したりもしています。

大学時代はずっと東京だったので、地方で働くことに対する不安もありましたが、仕事や趣味をきっかけに人間関係ができ始めると案外楽しいです。都会だとそもそも人が多いこともあり、同世代や志向の似た人と交流しがちですが、地方では色んなバックグラウンドの人と交流することが多いなと感じます。


―今後のキャリアプラン
キャリアを通じて、再エネ・省エネの分野で社会にインパクトを与える仕事をしたいと思っています。その根源にあるのは、自分の能力を社会に活かしたいという気持ちです。

サステナジーは小さい会社で、大きなインパクトを与えると言っても簡単ではありませんが、社会的に新しいコトに挑戦しているので、自分の仕事が社会の変化につながるかもしれないというワクワク感があります。それをただの妄想から昇華させるような仕事がしたいですね。