藤田雅博氏が顧問に就任しました!
藤田雅博氏がサステナジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:三木浩)の顧問に就任しましたことをお知らせします。
サステナジー株式会社は「再生可能エネルギーで、未来を豊かで持続可能にする」をミッションにエネルギー事業を核としたプロジェクトに取り組んでおり、
日本国内では太陽光発電所の開発運営を行なっているほか、2020年からAIを活用した農業支援ロボットの開発を行なっています。
この度、ソニー株式会社(現ソニーグループ株式会社、以下「ソニー」)にてエンタテインメントロボットのAIBOとaiboの開発に携わった藤田雅博氏が、農業支援ロボットの開発顧問に就任しました。
開発体制を強化し、早期の商用化を目指してまいります。
◆代表取締役 三木浩のコメント
あの「AIBO」の開発を主導された藤田雅博氏を、当社の農業用ロボット開発顧問としてお迎えすることとなりました。
弊社は現在、「人類を二度と飢えさせない」ことを目指し、食料生産に革命をもたらす次世代農業用ロボットの研究・開発を進めております。
この壮大な挑戦において、藤田氏が長年にわたり培ってこられたロボティクスの知見と開発哲学が、当社の技術・ビジョンのさらなる進化を力強く後押ししてくださるものと確信しております。
藤田氏の参画により、単なる自動化を超えた「人と協調(シンクロ)する農業ロボット」の実現を目指し、持続可能かつ豊かな未来の食料生産の構築に取り組んでまいります。
今後の展開にどうぞご期待ください。

◆顧問 藤田雅博のコメント
農業における労働力不足、あるいは過酷な労働の改善に関して、AIとロボティクスの技術での実現が可能な時代になってきているとおもいます。
私がここ数10年で培ってきたAIとロボティクスの知識と経験は、このサステナジーの目指す未来の農業に対して価値のある貢献ができると思います。
農業の世界にAIとロボティクスの力で革命を起こす手助けができると信じて活動をいたします。
◆副社長 柳本友幸のコメント
ロボティクスと人工知能の専門家である藤田雅博氏を顧問としてお迎えすることができ、弊社のロボット開発体制を大きく強化することができました。
日本の農業従事者の生産性向上に資するロボットを、日本の技術を用いて開発し、日本の豊かな食資源・食文化の発展に貢献したいと考えています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
◆藤田雅博 プロフィール
1981年早稲田大学理工学部卒
ソニー入社後、Global Positioning System・カーナビゲーションの開発に従事。
その後University California Irvineにてニューラルネットワークの研究でM.S.E.E.取得、再びソニーに帰社した。
ソニーでは、エンターテインメントロボットAIBO, QRIOの開発と商品化を行う。
その後も、ソニーにてAIおよびRoboticsのプロジェクトをリード。
代表的なものに、人の能力を超える精密操作可能な超精密バイラテラルロボティクスや、調理を行うGastronomy Roboticsなどがある。
また、調理工程をセンシングし、記録・分析を行うことで、高精度の調理再現を目指した“録食プロジェクト”にも参加。
2024年3月にソニー退社後は MF AI-Robotics Laboratory の代表として活動している。
長野県御代田町での実験の様子(左から柳本、三木、芝浦工業大学 大谷拓也准教授、藤田)